
この春、新生活を始めたという人も多いかもしれません。
もしかしたら、親と同居を始めた人もいるでしょうか。
わが家は、この春4月から長年住んだ土地を離れ、家族で青森の田舎に引っ越してきました。

私のふるさとは青森県弘前市です。
わたしの両親との同居をして1か月ほどが経ちました。
まだ、毎日暮らす中でリズムがつかみきれていませんが、少しずつ暮らしの流れがつかめてきたかなぁというところ。
実は、以前夫の両親とも3年ほど同居していたことがあります。
その経験(いや、失敗)から「親と同居するときのコツ」が少しわかってきました。
親と同居するときのかなり重要なポイントとなるのが「食事」ではないかと考えています。
今回は、家族みんなが心地良い同居生活にするために「毎日の食事」で気づいたポイントをお伝えします。
一緒に食べるか、別々に食べるか?

朝・昼・晩3度の食事がありますが、それを
「全員が一緒に食べるのか、それとも別々に食べるのか?」
という問題。
この時代、いろんな生活パターンがありますから、3食みんな一緒に食べるっていう家庭はほとんどないと思いますが。
わが家の場合は夜ご飯のみ、みんな一緒に食べることにしました。今のところ。
そういう風に最初から決めました。
朝は起きる時間もそれぞれちがいます。
特に、私の父などは5時に起きてすぐ朝食を食べるので、そんな早い時間にだれも合わせられませんし。
そして、朝食を食べたくない日もありますので、勝手に用意してそれぞれが食べる感じです。
昼ごはんも同じく。食べたり食べなかったり。
最初から「いっしょに食べるのは夕食だけ」って決めたのがよかったです。
あとは、それぞれの食事に干渉しないのがいいと思います。
まいにちの食事は誰が作る?

わが家の場合は夕食は全員そろって食べるのですが、主に私の母が作っています。
わたし自身、そんなに積極的に食事を作りたいほうではないので助かっているんですけどね。
朝食・昼食は自分たちで好きなものを食べているので、結構自由に好きなものを食べています。
以前、夫の両親と同居したとき、私はお菓子作りに凝っていましたが1つのキッチンで姑さんと時間をやりくりするのは結構大変でした。
「キッチンに立つのが好き・料理をするのが好き」って人は、キッチンが1つだとストレスがたまるかも。
そういう人はキッチンが2つあるほうがよさそうですね。
年代によって食の好みはけっこう違う

両親と、自分の家族と食の好みが大きくちがうことも結構あります。
例えば、高齢の両親やおじいちゃんおばあちゃんがいる場合は、硬い食べものはNGとか。
また、パスタやドリアなどの洋食は好まないかもしれませんね。
わが家の場合は玄米を主食で食べていますが、わたしの父は玄米が嫌い。
絶対に白米じゃないとダメなので、別々の炊飯器で炊いています。
あまりに好みがちがいすぎる場合は、3食とも別に用意するほうがお互いにとってよいでしょう。
【まとめ】同居で気をつける食事のこと
これまでの、わたしの体験を通して気づいたことは
- キッチンに立つのは1人ずつがベスト
- 無理して相手に合わせないほうが、あとあとラク
- おたがいの生活リズムを尊重し、口を出さない
- おたがいへの感謝を忘れずに
もっとまとめて言うと、
「自分以外の人の価値観を尊重しつつ、
でも、無理はしないようにする」
がコツでしょうか。
うーん、これは同居に限らず、すべての人間関係において言えることかもしれません。
さいごに
ほんの少しの無理でも続くと大きなストレスになりますからね。
みんなができるだけ我慢せず快適に暮らせるように工夫していくのがいいと思います。
同居は大変なこともあるけれど、いいこともたくさんあるんですよ。
それでは、みなさん楽しい同居ライフを。