白米より玄米がいいって言うけど…
なにがそんなにいいの?
玄米は「おかず付きごはん」だからいいんです
毎日のごはん、栄養バランスを考えて毎日毎食の献立を考えますよね。
とくに、家族の食事を担うママさんなら子どもや夫の健康を考えているはずです。
「野菜も、海藻も、きのこも、豆も食べなきゃね・・・!」
「栄養バランスのことを考えて!」
と毎日これらのことを考えて食事を作るのは、ほんとうに大変ですよね。
【玄米はおかず付きごはん】なので、おかずが多少手抜きでも、一汁一菜のような質素なおかずでもほぼバランスがとれた食事になるのです。
「玄米って結局何がいいの?」
↓
一言でいうと「栄養バランスのとれた完全栄養食なのがいいところ」 です!
玄米ごはんにすることで、「手抜きしているのに栄養バランスがとれた」食事にすることが可能です。
ラクと健康がどちらも叶って最高です笑
玄米は完全栄養食
玄米は、人間が生きていくのに必要な栄養素を豊富に含んでいることから【完全栄養食】と呼ばれます。
これだけ食べていればOKというものではありませんが、ほかの食品にくらべ、ひとつの食品でバランスよく栄養が補えるので極端な栄養のかたよりを防ぐのに役立ちます。
玄米を食べることで、ビタミン・ミネラル・食物繊維など人間が健康に生きていくために必要な栄養素をほとんど摂取することができます。
白米と玄米の栄養素の比較はこのような感じです。
1日にお茶碗2杯(約300g)玄米ごはんを食べるとしたら、これくらいの栄養をまかなうことが可能です。
実際には、玄米ごはん以外のおかずも食べることになるのでだいぶ必要量を満たすことができますね。
栄養豊富なぬか部分を捨てたお米が白米なので、白米は栄養のほとんどが炭水化物です。
一方、玄米には白米に含まれないビタミン・ミネラルのほか栄養素がバランスよく含まれていることがわかります。
玄米は【おかず付きのごはん】だからいい
図からもわかるように、玄米は栄養バランスにすぐれていることから「おかずつきのごはん」と言われたりします。
玄米ごはんを食べているだけで、一緒に野菜などのおかずも食べているくらいの栄養が得られるということです。
一汁一菜は玄米ごはんだからこそ
一汁一菜(いちじゅういっさい)というのは、ごはんに、汁もの・惣菜1品ずつという食事のこと。
「一汁一菜」の意味をしらべると、「非常に粗末な食事であることのたとえ」などと出てくることがあります。
それは「モノは多ければ多いほど豊かであり幸せである」という現代よりひとむかし前の考え方のように思います。
現代ではミニマリストという人たちもいて、少ないモノでこころ豊かに幸せに生きている人が多くいます。
(わたしもこちらの部類の人間のひとりです)
すこし話がそれてしまいましたが、玄米である程度バランスよく栄養がとれているからこそ、一汁一菜の「ミニマムな食事」でも充分なのです。
▲粗食でかえって健康になり、若返るといった本もたくさんあります
「栄養不足になるのでは?」
といった不安は、食べものにあふれている昨今ではあまり必要ないようです。
1日30品目はもう古い
「1日30品目食べなさい」
ということを聞いたことはありませんか。
これは、昭和60年に厚生省が出した指針でかなり前に修正され、現在の厚生省で「1日30品目」は掲げていません。
多すぎるよね…
おかず一体何品用意すればいいの💦
現代ではむしろ「食べすぎ」が原因で不健康になるという考えかたのほうが主流です。
食が細い人でも、玄米ご飯と一汁一菜くらいなら食べられそうですし
「いろいろ食べなきゃいけない」
「家族にバランスよく食べさせなきゃ」
と毎日の食事を考えるのは大変です。
「いろいろな栄養素をがんばって摂らなくてもいい」と考えられるととてもラクになりますね。
参考サイト:農林水産省 食育の推進
「栄養バランス考えなくちゃ」からの解放
わたしは一人暮らしをしていた頃は、バランスなどそれほど考えずに食事していました。
しかし、結婚すると夫の健康のこと、さらに子どもが生まれると子どもの健康のことも考えて毎日のメニューを考え、作っていかなければなりません。
それも、1日に2~3回、死ぬまで一生です。
それが苦にならない人だったら良いかもしれませんが、わたしにはそれがとっても大変でした。
趣味で料理を作っているうちは良いのですが、主婦になれば「義務」と化します。
毎日いろいろとバランスのとれた食材を買いそろえ、最低3品はおかずを用意して・・・って本当に大変なことです。
ほんとうは好きなものだけ食べて暮らしたいけど「栄養バランス」が…
でも、「玄米」のことを知ってから、毎日バランスのとれたおかずを多数揃えなきゃいけない呪縛から解放されました。
だって、玄米ごはんさえ食べていれば、こんなに栄養面で整っているので心配ないんですから。
おかずは、ある程度自分の好きなものを作って食べればいいし、さまざまな種類を食べなきゃいけない必要もない。
外食しがちになっても、家に帰ってきて玄米ごはんと漬物、味噌汁でも飲んでおけばOK!
これで大丈夫なのですよね。
毎日なにかといそがしい主婦のみなさんにも、おかずつきごはん「玄米」のことを知り、毎日のごはんをラクに健康的にしてもらえたらいいなーと【あまとりおブログ】は思っています。
やっぱり、玄米ほどラクでコスパの良い食材はない
- かんたんに健康的な食事をしたい
- 毎日の献立をラクにしたい
- 食費を節約したい
これらを満たすのが玄米ごはんです。
わたしは、人に見せられる見栄えのいい料理は苦手ですし、そもそも「料理大好き」でもないです。
食べるのは大好きです!
それでも、主婦は夫や子どもに毎日ごはんを作って出すという任務が一応あるので、栄養のこと・健康的なごはんを考えることはやっぱり無視はできないですよね。
しかし、お金や時間はあまりかけられないものです。
玄米をまいにちの食事にとりいれることで、少しでも暮らしをラクにできたらいいなと思っています。
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