今回は、田宮陽子さんの著書『斎藤一人世界でいちばん楽しい「取材の時間」です』からです。
本の中の 「家族の悩みがふっとんだ!ひとりさん的解決法」 より【そのままでいいんだよ、の二つの意味】をまとめてお伝えします。
「そのままでいいんだよ」には奇跡をおこす方と、そうでないほう2種類があるようです
斎藤一人さんの専属ライターである田宮陽子さん。
これまでにたくさんの「成功者」を取材してきたのに、「もう他の人の取材はすべてやめてまで斎藤一人さんの話していることを伝えたい!」と思ったそうです。
そして、ひとりさんの「旬の話」をいっこくも早く伝えるためにブログを始めたそうですよ。
じつはあま子も、それと近い想いで「ひとりさんの話」をお伝えしています…!!
田宮陽子さんの家族のはなし
さいしょに、簡単に田宮さんの家族のことを簡単にお伝えしておきますね。
(注:以下の内容は、本が出版された平成27年当時のことです)
田宮さんには精神病を病んでいる弟がいました(すでに亡くなられたようです)。
弟は病気を理由に仕事をせず父から生活費をもらい暮らしていましたが、いつも田宮さんをイライラとさせる言動をしていたようです。
本にはそのときの田宮さんの悩みと、一人さん的解決法が具体的に書かれています。
「そのままでいいんだよ」って言ってあげる
そんな弟にむかって、ひとりさんが教えてくれた「そのままでいいんだよ」って言ってあげたいと思っているけど、なかなか言えなかった田宮さん。
顔を見ると「そのままで…よくないよ!」と思い、どうしても言えなかったそうです。
そこで、お年玉袋に「そのままでいいんだよ」と書いて弟に渡してから様子に変化がみられたようです。
ほとんどの奇跡は「無償の愛」から起こることが多いんです。
「そのままのあなたを愛するよ!」
(あなたが変わっても、変わらなくても、どんな状態になっても……、最後まで愛するからね)
『斎藤一人世界でいちばん楽しい「取材の時間」です/田宮陽子著』p184より
奇跡を起こす「そのままでいいんだよ」とは
「そのままでいいんだよ」には二つの意味があります。
①「見返りを期待」したり、「見捨て(放置)」の気持ちから言う「そのままでいいんだよ」
②「無償の愛」で言う「そのままでいいんだよ」
①は、相手が変わってくれたらいいけど、もし変わらなかったら私は知らないからね!という見返りを期待する思いや「見捨て」の気持ちから言うとき。
そういう思いで「そのままでいいんだよ」と言っても嬉しい奇跡も、嬉しい変化も何にも起こらないのって一人さんは言います。
②は、たとえあなたが変わっても、変わらなくても、「そのままのあなたを愛するよ!」という無償の愛で言葉をかけたとき。
奇跡を起こすのは、②の無償の愛で言う「そのままでいいんだよ」のほうです。
とにかく言えばいいんだよね…と思って仕方なく「そのままでいいんだよ」と言い放っても、嬉しい奇跡は起きないですよね。
無償の愛から「そのままでいいんだよ」と言えるようになりたいですね。
家族に対しては、とくに難しいですが、自分の成長のための”いい修行”です…!
今回のまとめ
↓今回はこちらの本からの言葉をまとめました
(こちらは田宮陽子さんの初めての本です)