母乳育児をしていると、こんなことよくありますよね。
「乳首が切れてめちゃくちゃ痛い!!」
「でも授乳は頻繁にしないといけないから、治るヒマがなくて困る…」
【ラノリン】を乳首の傷に塗ると治りが早くて助かりました!
今回は、乳首が切れたり亀裂ができたときに塗るとよかった【ラノリン】について紹介していきますね。
「ラノリン」とは?
ラノリンとはヒツジの皮脂を精製してできた天然物質。
人間の皮脂に近い成分なので、浸透性がとても高いのが特徴です。
保湿成分がとても優れているので、乳頭の傷の保護のほか乾燥のひどい肌・リップクリームやハンドクリームとしても使用できます。
いくつかの薬品メーカーで販売していて、ネットでも購入することができます。
動物性の脂がキズに良く効く
ヒツジの脂「ラノリン」以外にも傷に良く効くのが「馬油」。
動物性の油脂はとくに傷の治りを早くするようです。
私は昔、パン屋でパンを焼いていたのですが、その時しょっちゅうヤケドをするのでカナダ人店主が
「ヤケドニハ、バターヲヌリナサイ」と言っていましたよ。
(注:塗っていたのは「無塩バター」です)
授乳時の傷にラノリンを使ってみた感想
ラノリンをよく使っていたのは子どもが0歳3ヵ月~のころから。
吸う力が徐々に強くなり、また、たくさんおっぱいを飲むので授乳と授乳の間の短い時間で、切れた乳首はなかなか治らなかったんです。
めちゃくちゃ痛いんですよね(´;ω;`)
それでもなんとか、授乳を終えてすぐラノリンを塗って、また授乳して…っていうのを繰り返しました。
ラノリンを塗ると、塗らなかったときに比べて治るのがだいぶ早かったです。
また、ラノリンは子どもの口に入っても大丈夫なくらい安全なのもポイントです
ですので、拭き取らずに授乳してもOKです。
(最近も塗りましたが、子どもに「ちょっと変な味するね」って言われましたけど…)
使ったラノリンはこれ
ちなみに、わたしが使っているラノリンはこれです↓
[化粧品原料]ラノリン 吸着精製(20g)
手作り化粧品の材料を扱うショップで購入しました。
薬品として販売されているラノリンより若干値段が安いかな…。
(じつは、使っているウールの布おむつカバーの「ラノリン処理」にも使うつもりでこちらを買ったのです)
でも、そんなにたくさんの量は使わないですし、ふつうに市販されているラノリンクリームでもよいかと思いました。
市販されているラノリンクリームはこのようなものがありましたよ。
これらのクリームはすべて「天然ラノリンオイル100%」ですので、どれを選んでも安心して使えそうですね。
さいごに
ラノリンを塗ると、乳首の傷の治りがとても早くて助かりました。
もし余計に残っても、リップクリームやハンドクリーム、火傷のときにも使えるのでムダにはなりません。
困っているママさんはぜひ使ってみてくださいね。
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