今回は『斎藤一人 人を動かす/永松茂久著』から、起きる問題は魂を成長させるための天からのクイズというお話をしたいと思います。
「人を動かす」力のある人は、「魂力」も高いようです
魂力とは?
魂力とは、簡単に言えば「心の力」のこと。
人を喜ばせることを実践していくと、魂のステージが上がって魂力がついてきます。
魂力がある人ってどんな人かっていうと、会社で一生懸命働いてなおかつ、同僚の手伝いもしてあげる人。
こんな風に困った人がいたら日常生活で当たり前に親切にできる人が、魂力が高い人です。
魂には段階があって、人によってさまざまだけど、常に一つ上を目指して登っていけばいいんです。
そして、「人を動かす」力のある人イコール、魂力の高い人のこと。
念のため説明しておきますが、「人を動かす」っていうのは、「人が自ら進んで自分のために動きたくなる」ということ。
(この辺はカーネギーの「人を動かす」と考え方が同じです)
命令して動かすのではないですよ。
魂力がない人が地位や名誉をもって無理に人を動かせたとしても、やがてダメになります。
昔とちがって、命令で人を動かす時代は終わったんです。
今は「魂力」の時代なんです。
魂のステージをあげるにはどうすればいいか
では、魂のステージをあげるにはどうしたらいいのでしょうか?
自分の持てる力を一生懸命出しきって、人の役に立てるようになると、普通の人と魂のステージが違うようになるんだってことを覚えておきな。
『斎藤一人 人を動かす』より
「自分の力を出し切って人の役にたつこと」「日常生活で当たり前のように親切にできる人」でいると、魂のステージがあがります。
楽しんで人に親切にし、人を喜ばすことです。
この世は魂のステージをあげるために天が作った学校
誰でも、生きているといろいろな問題にぶち当たることがあると思います。
そんなときはふつう「困った!」って思いますよね。
一人さんの教えていることで「困ったことは起こらない」っていうのがあるのですが、それはどういうことかというと・・・
自分に起きる問題ってのは、別にあなたを困らせるものじゃないの。あなたの魂を成長させるための天からのクイズなの
『斎藤一人 人を動かす』より
クイズには必ずなにがセットでついてくるでしょう?
そう、「答え」です。
問題には必ず答えがあります。
「この問題をあなたはどうやって解きますか?」って。
その答えが×だったら、もう一回違った形で似たような問題が来る。正解するまで何度でも来るんです。
「分かりません」は通用しないんです。
つまり、逃げられないんです(笑)
必ず、正解しないと次に進めない。
いつまでたっても苦しみから逃れられない人は、答えが間違ってるんだよ。
だからやり方、考え方をちょっと変えればいいだけなの。
でね、答えが〇だったら魂のレベルが上がって、次のステージに行くんだよ。
こう考えると、起こることってすべて自分を成長させるためのものなんだよ
『斎藤一人 人を動かす』より
この世は自分の心を豊かにするための訓練場みたいなところで、この”試験”(=クイズ)はどこまでいってもずっと続くんです。
試験をクリアして成長するか、今のままで同じところをぐるぐる回るかどっちかなんだよ。
同じところにずっといても、ちゃんと問題は飛んでくるけどな。
だから結局逃げられないんだよ。
『斎藤一人 人を動かす』より
どうせこの試験からは逃げられないんです。
ということはこの世に生きているということは、魂力をあげていくしかないんです。
いや、実は死んでもずっと続くんですよね。
ということはやるしかないってこと。
もうあきらめて(笑)潔くやっちゃいましょう!
今回のまとめ
この世は魂力をあげるための学校。
問題がやってきたら、それは魂力を上げるための試験・クイズです。
答えに正解して次、また次と魂力をあげていく。
間違えると正解するまで何度でもまた試験はやってきます!
やり方や考え方をちょこっと変えてたのしく試験をクリアしていきましょう(^^♪
今回は『斎藤一人 人を動かす/永松茂久著』のp62~72をまとめました。