今回は『道は開ける/デールカーネギー著』から、「最短で元気を取り戻す方法」をお伝えします。
最短で元気を取り戻す方法は2つ。
じつは「笑顔」と「ポジティブな言葉」だけなんです。
幸せなふりをした不幸な人はいない
「快活さを失ったとき、他人に頼らず自発的に快活さを取り戻す秘訣は、いかにも楽しそうな様子で動きまわったり、しゃべったりしながら、すでに快活さを取り戻したようにふるまうことである。」
「幸福に酔いしれているようにふるまいながら、同時に浮かぬ顔をして沈み込んでいることは肉体的に不可能」
『道は開ける/d.カーネギー著』p150より
簡単にまとめると、「元気がないときでも、元気そうにふるまっていたら早く元気を取り戻せるよ」っていうことです。
笑顔で鼻歌でも歌って楽しそうにしていて、元気がなくなるっていうことはないのです。
元気がないときはついこのことを忘れがちですが、これが最短で元気を取り戻す方法です。
「元気そうにふるまう」
「豊かそうにふるまう」
「余裕がありそうにふるまう」
「ふりをする」と実際にそうなるのです。
欲しいものではなく、同じものを引きつける
人間は自分が欲するものを引きつけるのではなく、あるがままのものを引きつけるのである。
(途中略)
人間は自分の思考を高めていくことによって向上し、征服し、成就することができる。
『道は開ける/d.カーネギー著』より
「欲しいもの」っていうのは、ここでは物質的な「モノ」を指しているのではなくて、「欲しい気分・欲しい感情」って言ったほうがわかりやすいかもしれないですね。
例えば…豊かさ・明るさ・楽しさ・元気などのことです。
それらが欲しかったら、豊かそうで・明るくて・楽しそうに・元気そうにふるまえば、そのようになるのです。
【自分の思考を高める】というのは、ポジティブに考えられるように自分の思考をコントロールするということ。
「自分を高める」のでなく、「自分の思考を高める」のです。
そうすることによって、自分を征服し、成就することができるということです。
簡単にできる「自分の思考の高め方」
「思考を高める」というとむずかしいような気がしますが、じつはとても簡単なことなんです。
自分の思考を高めるコツはこちらです↓
- 笑顔でいる。無理にでも笑う。
- ポジティブな言葉(天国言葉)を話すこと。
1.まず笑う。無理にでも笑顔を作ってみる。
これは顔の筋肉のトレーニングだと思ってやってみてくださいね
楽しいから笑うのではなくて、笑うから楽しくなるんです、やってみるとわかりますよ。
「なぜ笑顔を作ると元気になるのか」「笑顔の効用」については、『カーネギー著/人を動かす』のP89~99にもわかりやすく書いています。
2.ポジティブな言葉を言う(天国言葉)
ポジティブな言葉「元気・上機嫌・成功」など単語で連呼したり、「幸せだなぁ。気分いいなぁ」とかひとり言を言ってみる。
とりあえず、気持ちは伴っていなくてOK。
ただ、単語として連呼するだけで大丈夫です。
ポジティブな言葉は斎藤一人さんが「天国言葉」と呼んでいます。
天国言葉のきほんは「ついてる・楽しい・うれしい・幸せ・感謝しています・ありがとうございます・愛しています・ゆるします」
ほかにも、自分が言ったり他人から言われて嬉しくなるような言葉はすべて「天国言葉」になりますよ。
まとめ:最短で元気になる方法は「笑顔」と「ポジティブな言葉」
これは、実際に自分で試してみるとよくわかるので、是非やってみてくださいね。
「本当にそうなの?」と疑う人は(笑)、「道を開ける」の150p~を読むことをオススメします。
実際にこれらの方法で元気を取り戻したというエピソードがたくさん書かれていますよ。
わたしは『道は開ける』を50回読むという挑戦をしています
(いま3回目です)
↓幸せな成功にも「笑顔」「天国言葉」は欠かせないようです↓