今回は一人さんのお弟子さん遠藤忠夫さんの著書『斎藤一人 天才の謎』 から。
ほとんどの人が気付いていない、あなたに備わっている天が与えたすごい才能の話です。
出来ないことは才能だった
今まで自分ができないと思っていた事は実は才能だったと言うのです。
あれもできなかった、これもできなかった、とよく言うけどできなかったんじゃない。
いらないものを受け付けなかっただけ。
必要になったら神様は必ずその才能を与えてくれるの。
『斎藤一人天才の謎/遠藤忠雄著』
才能とは”出来ること”のことを言うのが普通の考え方だと思うのですが、”出来ないこと”も才能なのです。
出来ないのではなく、「あなたに必要がなかった」のです。
神様が、あなたに「それは必要ないよ」って言っているんです。
神さまが必要のないと思ったことを努力しても絶対に花開かないんだよ、と一人さんは言っています。
あなたに才能があるから出来なかったんです
あなたに、それが「必要ない」と見抜く才能があったからやらなかったのです。
だから、出来ないことも才能なんだよ、って一人さんは言います。
「出来なかった」のと、必要がないから「やらなかった」。
ちょっとした表現のしかたの違いのように思いますが、ココがポイントだと思います。
「出来なかった」っていうのは、頑張ったけどできなかった・仕方なくできなかった、とかちょっとネガティブな印象を受けますね。
被害者意識も感じられます。
「やらなかった」っていうと、自分で選択してやらなかった、自分でやらないと決めた、という感じでポジティブな印象です。
ちょっとした違いのように思いますが、気持ちは大きく変わると思います。
必要になれば自然とできるようになるから心配ないよ
さらにひとりさんは、「途中から必要になったら、何故か途中からできるようになる。だから心配しなくていいんだよ。」とも言っています。
どうしてできないんだろう、とぐずぐず悩んだりする必要は全くないのです。
そのまま流れに身を任せておけばいいのですね。
今回のまとめ
- 出来ないことは神さまが「必要ない」と言っていることなのでやる必要はない
- 必要になったら勝手にできるようになるから心配ない
みんなに備わっているすごい才能とは「必要ないことを見抜く」才能だったんですね。
無理に出来ないことを努力しなくていいと思うと、とてもラクな気持ちになります。
出来ることを6割の力で楽しんでやるのが成功の秘訣だといえそうです。
(仕事は6割の力でやるんだよ、というのも一人さんの教えです)
今回は 遠藤忠雄著『斎藤一人 天才の謎』 からお伝えしました。