手間なく栄養が摂取できると話題の完全栄養食。

じゃあ、完全栄養食だけ食べて生きていったらいいんじゃない?!

デメリットもあるので、ちゃんと知っておくと良いですよ~
食事の時間も短縮でき、コスパもよいとメリットが注目されていますが、食事を完全栄養食ばかりにしてしまうことのデメリットもあります。
今回は、完全栄養食の5つのデメリットを取り上げました。
- 完全栄養食の【5つのデメリット】
- 完全栄養食のデメリット【対策法】3つ
- 完全栄養食の【3つのメリット】
デメリットの対策法も合わせて紹介しましたので、上手にくらしに完全栄養食を取り入れて、ラクで健康的な食生活に役立つと思います。

完全栄養食だけを食べる生活…【5つのデメリット】

完全栄養食とは、人が生きるために1日に必要な栄養素を充分に含んでいる食品のことです。
栄養は充分に満たしていても、完全栄養食にもデメリットはあります。
ここでいう「完全栄養食」は、加工食品として市販されている完全栄養食のことを指します。
玄米・卵などに代表される食材としての完全栄養食のことは指していません。
ここでは5つのデメリットを解説します。
完全栄養食についてもっとくわしくはこちらもどうぞ▼
デメリット① 噛まないことが身体に悪影響

完全栄養食にはドリンクタイプのものが多く、咀嚼を必要としません。
噛むことをしないと、歯の発達に影響があったり、あごの筋力低下につながります。
デメリット② 食事時間の楽しみを味わえない

ごはんの味・見た目・匂いや食感などを感じるのも食事時間の楽しみのうちです。
食事の時間は、ただ栄養を補給するだけの時間ではないですよね。
食事の時間が人とのコミュニケーションの時間になることも多いと思います。
しかし、完全栄養食だとドリンクを飲むだけなど短時間、また一人でさっさと食事を済ますこともあるのでこういった時間がなくなります。

これはちょっとさみしいね
デメリット③ 食事の満足度が低い

完全栄養食は、毎回同じ味ですし、量も決まっています。
噛まずに飲むだけのものですと「ごはんを食べた」感覚もあまり感じないと思います。

「なんか物足りない」って思っちゃうんですよね
結果的に食事の満足感が低くなるのがデメリットの1つです。
デメリット④ 生きている「いのち」をいただいている感覚が薄い

調理せずに加工された食品ばかり食べていると、「食べものって、生きている命を頂いているんだな」と実感することはほとんどないと思います。

野菜も肉も、魚もたまごも、「生きもの」なんだよね
また、誰がつくった、誰が調理したなどもわからないため、食べものを大切にするという感覚も身に付きにくいです。
このことは、子どもにはとくに大切なことだと思います。

「食育」の観点から見ると、あまりよくないね
デメリット⑤ ファイトケミカルが不足する

ファイトケミカル(フィトケミカル)とは、5大栄養素には含まれない「第7の栄養素」として注目されている身体の健康を維持する力を持つ成分です。
たとえば、ポリフェノールやイソフラボンなどがファイトケミカルの一種です。

生活習慣病の予防・改善にも役立つと言われています
加工食品の完全栄養食ばかりを食べていると、食材でしか摂れないファイトケミカルが不足し、健康に悪影響が出る可能性もあります。
完全栄養食のデメリット、対策法は?

ここでは、完全栄養食の5つのデメリットの【対策法】を紹介します。

デメリットも多いけど…どうやったら完全栄養食を上手に取り入れることができる?

完全栄養食をうまく利用する方法を紹介しますね
完全栄養食を毎日の食事に上手に取り入れることができれば、手軽に栄養をおぎなうことができますよ。
対策法① 完全栄養食は1日に1食置き換えてみる

すべて完全栄養食にせず、1日1食置き換えるのがおすすめ。
「1日3食きちんと食べよう」と言われることもありますが、消費カロリーも少ない現代のわたしたちにとって、1日3食も食べるのは食べすぎ・カロリーオーバーしがちなのです。
また、現代型栄養失調といってカロリーや脂肪は充分とれていても、必要な栄養素が足りていないということもよくあるのです。
ときどき完全栄養食に置き換えすることで、足りない栄養素をおぎなうという役割も期待できます。
対策法② 調理・アレンジして食べる

調理して食べることで、
- 咀嚼する
- 食事の楽しみ
- 命をいただく感覚
- 食事の満足度
これらほとんどのデメリットを解消することができます。

でも、完全栄養食って調理済みなんでしょ?

パンやパスタなどの完全栄養食なら、ふだんの食事に取り入れて調理ができます

野菜や肉、魚など「生きている食材」と組み合わせてると、さまざまな味や見た目になり満足度も増します。
また、ふだんの食事のように家族や友人とコミュニケーションをとりながら食事することが可能ですね。
ドリンクタイプの完全栄養食の場合なら
- 豆乳
- 牛乳
- 紅茶
- コーヒー
- ジュース
- スープ
こんなものに混ぜて飲むこともできますので、味や食感の変化も楽しむことができます。

パウダーの完全栄養食をホットケーキに混ぜている人もいましたよ
こちらの記事も合わせてどうぞ▼
≫【ベースブレッド】夫婦+3歳子供で食べた感想レビュー!
対策法③ 複数の種類・味の完全栄養食を取り入れる

いつも同じ味ばかりの完全栄養食を食べていると飽きますし、食事の満足度も低くなってしまいます。

満足してないと、間食に走ったりしちゃうよね
こちらはさまざまな完全栄養食の種類をまとめたものです▼
完全食のタイプ | 食べ方 | メーカー |
ドリンクタイプ | 粉末を水に 溶かして飲む | ・Huel ・COMP ・GALLEIDO SMART FOOD ・uFit |
お菓子タイプ | クッキー チョコレート グミなど | ・BASE FOOD(クッキー) ・andew(チョコ) ・COMP (グミ) |
食事タイプ | パスタ パン カレーなど | ・ BASE FOOD (パン・パスタ) ・もがな完全栄養食カレー |
完全栄養食のパンだったら、チョコ味やカレーパンなんていうのもありますよ。
完全栄養食の加工食品についてくわしくはこちらもどうぞ▼
完全栄養食の3つのメリット

完全栄養食のデメリットについてくわしくお伝えしてきましたが、すばらしいメリットもありますので紹介しますね。
メリット① 時短できる

完全栄養食は調理の必要がないので手間がかかりません。
また、栄養の知識なども必要なく、誰でもバランスよくさまざまな栄養を摂取することができます。
メリット② コスパがよい

1食で必要な栄養素をすべて満たそうと考えると、食材をたくさんそろえなければいけません。
調理の必要がないので、かかるコストは完全栄養食を購入するお金だけ。
完全栄養食にすると、
- 食材の買い物をする時間とお金
- 調理や後片づけをするための時間
- 調理にかかる水道・光熱費
- 献立を考える時間と労力
これだけのコストがかかりません。
栄養を満たす目的ならば、完全栄養食は大変コストパフォーマンスがよいことになります。
メリット③ 保存食・非常食になる

完全栄養食は賞味期限が長いものが多いです。
おもな完全栄養食の賞味期限▼
種類 | 賞味期限 | |
BASEFOOD | パン・パスタ | 1か月 |
BASEFOOD | クッキー | 2か月 |
andew | チョコ | 6か月 |
もがな完全栄養食 | カレー | 24ヵ月 |
uFit | ドリンク | 8~24ヵ月 |
ふつうは日持ちのしないパンですが完全栄養食パンなら1か月程度、ドリンクやレトルトカレーなどは賞味期限が2年というものもあります。
完全栄養食はほとんどのものが調理の必要がないので、袋を開けるだけで食べることができ、非常食にもなります。
ふだんの食事にも使いつつ、いざというときのために非常食として常備しておくのもおすすめの使いかたです。

非常食を別に用意する手間が省けるのはいいかも
完全栄養食のデメリットと対策法:まとめ
今回は完全栄養食だけ食べて生活するとしたら考えられる、デメリット5つとその対策法を中心にお伝えしました。
- 噛まないのが身体に悪影響
- 食事の楽しみを味わえない
- 食事の満足度が少ない
- 「いのち」をいただいてる感覚が薄い
- ファイトケミカルが不足する
- 1日1食おきかえる
- アレンジ・調理して食べる
- 複数の種類・味を用意する
完全栄養食だけを食べて生活すれば栄養素は必要量摂取できるかもしれませんが、目に見える栄養価以外のところではデメリットもあり、本当の意味での完全食とは言えないかもしれません。

食事は栄養補給だけが目的ではないんだね
「食べるのが好き」
「食事を楽しみたい」
という人は、ふだんの食事とかわりなく取り入れることができる完全栄養食を取り入れるのがおすすめですよ。
また、小さな子どもがいる場合は特に、完全栄養食ばかりにすることはむずかしいですよね。

噛むことや食事の時間を楽しむことは、こどもにとても大切なことです
しかし、調理したりアレンジして食卓に取り入れることで、完全栄養食は忙しいママさんのお助け食材にもなります。
ぜひ上手に取り入れてみて下さいね。