今回は”胎内記憶”のことについて。こんなことを書いています↓
- 2歳の息子に体内記憶(生まれる前の記憶)のことを聞いてみてどうだったか
- 胎内記憶がテーマのおすすめ本
胎内記憶(生まれる前の記憶)のことを子どもに聞くベストな年齢は2~3歳といわれているそうです
胎内記憶(intrauterine memory)
映画「かみさまとのやくそく」HP内の記事、「現代用語の基礎知識2013」(自由国民社)より
2~3歳の子どもに聞くと、胎内のことや出産時のことを語ることがあり、これを
胎内記憶と呼ぶ。胎内記憶を研究している池川明医師によると、精子だった記憶
や、前世記憶、中間生記憶(受精する前の記憶)を語ることもあるという。
子どもが大きくなってしまうと、あまり話してくれなかったりすると聞いていたので、年齢的に2歳の今はちょうどよいかな、と思い息子に聞いてみました。
胎内記憶の映画「かみさまとのやくそく」
胎内記憶のことを知ったのは、息子が生まれるずっと前のこと、「かみさまとのやくそく」というドキュメンタリー映画を見たのがきっかけでした。
こちらの映画は、全国各地で自主上映会が開催されたりしています。
わたしも住んでいる地域の自主上映会でこの映画を見たのですが、そのとき映画のなかで、子どもたちが話していた胎内記憶のことがもう何年も経った今でもよく覚えています。
映画の中で、ボタンのついた服を異常に嫌がる子どもがいたんです。
聞いてみると、今世生まれるずーっと前(前世)ボタンのついた服を着た人にいじめられたか、イヤなことをされたみたいなんですよ。
(だいたい合っていると思いますが、正確でなかったらゴメンナサイ)
そういう話を聞いたら、子どもがなぜだか異常に嫌がることとかあっても、ただのイヤイヤ期のわがままだというふうに考えられないなぁ、と。
この映画を見て、もし自分の子どもが生まれたら、聞いてみたいなと思っていました。
うちの息子はもうすぐ2歳半。
自分の思ってることもだいたい伝えられるようになってきたようだし、お空にいたときのこと、そろそろ話してくれるかな?と思って聞いてみることにしました。
息子に胎内記憶のことをお風呂で聞いてみた
なんとなく、お風呂にゆっくりはいっていて、時間も余裕のあるときだったので胎内記憶のことをちょっと聞いてみたくなったんです。
リラックスした状態で聞くといいらしいので、寝る前とかお風呂の中で聞くのはベストだそうです。
————-ここから、わたしと息子の会話です—————
ママのお腹に来る前は、お空にいたの?
お空にいたー
神さまとかおじいさんとかいた?
おじいさんじゃない。おにいさん
何か教えてもらったの?
「そとをほめるように。」
そと?他の人っていうこと?
そういうこと
お空の上からママ見てた?
見た
誰といた?
おとこのこ
パパかな?
パパじゃない
男の子ども?
うん
ママの弟かな?
おとうと、2コいた
弟はひとりしかいないんだけど…?ふたり?
ふたりいた
この辺の詳しいことはよくわからないのですが。。
でも、「そとをほめる」=「人をほめること」?
これはなにかメッセージなのかなぁ~。
息子は、お空の上のお兄さんに、「人をほめるんだよ」って教えてもらったのかな?
ほかにも、ちょこちょこと、聞いたら答えてくれました。
自分からはあまり詳しく話してくれたりはしなかったし、多少答えを誘導してしまったような気もするけれど。
注:答えを引き出したくて誘導尋問のように聞くのはNGだそうです。
胎内記憶に詳しい池川明先生の本
息子が生まれる前に、胎内記憶のことに詳しい池川明先生の本もずいぶん読みました。
わたしが読んだのはこちらの本ですが、このほかにもたくさんの胎内記憶の本が出版されています。
これらの本は、子どもが生まれる前に読んでおくととっても良いと思います!
胎内記憶については、科学的証明もされているわけではないので本当なのか?と考える人もいるかもしれません。
それはそれでいいと思いますが、わたしは胎内記憶があるって考えたほうが楽しいかなぁと思っているので、信じています。
生まれ変わりがある、ない、って考えるのと同じかんじかな?
生まれ変わりがあるって信じてたほうが、なんか希望が持てるのでわたしはそう考えています。
胎内記憶の絵本『あかちゃんのくにから』
『あかちゃんのくにから/香川 ミカ (著) 宮本 サチ (絵)』という絵本があります。
この絵本は胎内記憶のことをファンタジーに描いた絵本で、産婦人科医の池川明先生も推薦の ”赤ちゃんがお母さんを選んでくる!”というテーマの本です。
「胎内記憶」っていうとちょっと難しく感じるし、子どもに聞くのもどうやったらいいかわからない・・・って思ったら、この絵本を子どもと一緒に読むのもいいと思います。
ウチでは、子どもが絵本読んでーってこの本を持ってくると一緒に読みながら
「あまちゃんも、こんなふうにお空にいたの?」
「こんなふうに、ママを見て選んだの?」とか
さりげなく聞いたりできるのでとても良いですよ。
ストーリーもとても可愛くて素敵な本です。妊娠中のママへのプレゼントしても喜ばれそうです
胎内記憶の絵本『うまれてきてくれてありがとう』
もうひとつ胎内記憶をテーマにした絵本で『うまれてきてくれてありがとう/にしもとよう著・黒木健 絵』という本もあります。
こちらも「あかちゃんのくにから」と同じように、赤ちゃんがママをさがすっていう絵本です。
私は妊娠中にこの絵本をいただいたのですが、何度も読んで泣きました~
ちなみに『うまれてきてくれてありがとう』は主人公の赤ちゃんが男のコ、『あかちゃんのくにから』は女のコになっていますよ。
胎内記憶のまとめ
4歳前後くらいから、胎内記憶は薄れていくといいます。
ですのでもうちょっと年齢が進んでからもう一度聞いてみようかなぁと思っています。
あんまり何度も聞くのは良くないらしいし、できれば自分から話してくれるととっても嬉しいのですが!