今回は斎藤一人さんの著書『幸福力(しあわせりょく)』からです。
「幸福力」って何?どうすれば幸福力がつくの?ということをお伝えしますね。
幸せになるにはどうやら「幸福力」というものがいるらしいです。
「幸福力」をつけるにはちょっとしたとらえ方の訓練が必要みたい。
幸福力って何?
イヤなことを笑いに変える力を「幸福力」って言います。
イヤなことをコロッといいことに変えるワザです。
笑いに変えるには、ちょっぴり考え方や行動を変えるクセをつける必要があります。
だって、そのまま放っておいたらただの「イヤなこと」ですからね~。
それでは、イヤなことを笑いに変える考え方のコツをお伝えしますね。
イヤなことは笑いに変えるの
一人さんのお弟子さんたちが教わった基本の教え。
「大概のことはうるせえこと言わずに我慢しろ」だそうです(笑)
我慢っていうのをしてると、だんだん暗くなっていじけてくるんだよ。
だから、俺はその、我慢というものを我慢というかたちじゃなくて、「懐石料理だと思えばいいんだよ」とか、ユーモア、笑いに変えればいいんだよって。
それを、みんなに教えてるから、俺たちってどんなことがあっても笑い話になっちゃうんだ。
その基本が「わがまま言うなよ」ってこと。
斎藤一人著『幸福力』より
注:上記にでてくる「懐石料理」っていうのは、注文しても出てくるのが遅い居酒屋さんのことで、一人さんが「今日はここ、懐石料理だから」って言ったそうです(笑)
感情をこらえて我慢ばかりしてると、暗くいじけた気持ちになってきますね。
そういうときは、その出来事を笑いやユーモアに変えるんです。
言わなきゃいけないときもありますけど、言わずに済むことならいちいちわがまま言わないで、我慢して「笑い話」にしちゃうってことです。
我慢ってこころのゆとりなんだ
でも、我慢とかきらいなんだけど~
まぁまぁ、ちょっと読んでみてくださいよ
我慢って、こころのゆとりなんだと思うんだよね。
それをまた、我慢ていうのは「心の問題」なんだけど、それを楽しいことに変えるのが「知恵の問題」なんだよな。
この二つがなしで、世の中うまく渡ろうっていったって、無理だよ。
だって、嫌なことなんかしょっちゅう起きるよ。
精神論やってると、嫌なことが起きないように思ってるけど、違うよって。
同じだけ起きるよ。
で、その嫌なことが起きても、嫌なことととらえない、訓練なんだよ。
基本は、我慢すりゃ済むんだよ。
だけど、我慢しすぎてると自分がだめになる。
でも、我慢しなきゃ世間との関係がだめになっちゃう。
両方だめなんだよ。
いい経験したねえとか、今日おもしろかったねえと言えば、嫌な気分じゃないよね。
斎藤一人著『幸福力』より
どうしても「我慢する」ってイヤだな…そう思っていたのですが、「我慢は心のゆとりなんだよ」そう聞くと抵抗がゆるみますね。
また、我慢すれば周りはうまくいくんだけど、自分がつぶれちゃう。
やさしくていい人ほど、そうなっちゃいます。
自分がつぶれちゃうと、身体とか心が病気になったりしますからね。
自分も、周りもどっちも壊さずにいく方法が「笑いに変える」っていう方法です。
なにかあるたびにいちいち行き詰まらない。
それを楽しくユーモアで乗り越える。
どうやったらこの出来事をおもしろく考えられるか、明るく考えられるか。
そうやって、考えかたを改良改良して生きていくんです。
幸福力をつけるためには、そういう考えかた・とらえかたの訓練をしていくっていうことです。
まとめ
「幸福力」ってつまり「嫌なことをどれだけおもしろく・楽しいことに変えることができるか」のことです。
生きていれば、嫌なことはどうしたって起きます。
一人さんほどの人間だって「たくさん起きるよ!」って言ってます。
身体を鍛えて筋力をつけるように、幸せになるには幸福力が必要。
斎藤一人さんが伝えていることはほぼすべて「嫌なことはこう考えて、いいことに変えようね」ってことです。
起きた問題は幸福力をつけるトレーニング材料!
ちょっとずつ 「イヤなことを笑いに変える力=幸福力」をつけていきたいですね。
今回は斎藤一人さん著の『幸福力』からまとめてお伝えしました。